台風がちょうど舞鶴に集中豪雨を浴びせかけようとしている時、駆け込むように入った舞鶴市赤れんが博物館。その展示内容に近代化遺産の原動力となった技術の集積を見て大いに感激しました。時代の変遷と共に外観の意匠的な工夫、鉄骨と組み合わせた大空間建造物、その工法の違い等たいへん興味深いものでした。今も残る建物内の構造物や設備に時間を忘れて見入りました。産業化遺産の旅を続ける中で、新居浜別子銅山マイントピアの水力発電所のレンガづくりの建物が思い出されました。