2016年に設立した北東北小水力利用推進協議会総会を5月24日に開催。略称NOWAC。ホームページも作成。記念講演は、東日本大震災後の水力発電とバイナリー発電と地域づくりで有名な土湯温泉の株式会社元気アップつちゆ代表取締役社長加藤勝一氏に再生可能エネルギーと土湯温泉町のまちづくり」というテーマでお話し頂きました。2011年の東日本大震災と原発事故を受けて土湯温泉の有志達が立ち上がり、①福島市との協働による都市再生整備計画事業・復興・再生のまちづくり ②温泉を活用したバイナリー発電事業と砂防堰堤を活用した小水力発電③湯快な土湯温泉エビ養殖事業「つちゆ湯愛えび」 完全陸上エビ養殖事業 ④M&Aによる賑わいの創出等の事業に取り組んでこられた内容についてお聞きしました。再生可能エネルギー事業を梃子に地域活性化・地域産業創出に取り組んだリアルな事例は、国内でも優れた地域づくり成功事例で、地域づくりとエネルギーのあり方について考える弊協議会会員にとって学ぶもの大で大好評でした。加藤氏が語った「再生可能エネルギーはまちづくりの一つの手段である」という言葉が印象的でした。